Globish(グロービッシュ)

Globish(グロービッシュ)

皆さんは"Globish"をご存知でしょうか?

その文字から想像がつくかもしれませんが、この言葉は"Global"と"English"を合成したものです。
Wikipediaによれば、IBMで活躍したジャン=ポール・ネリエールが1989年ごろから使い始め、2009年に出版された"Globish the World Over"がベストセラーとなってその認知度が決定的となった言葉のようです。

この本の中でジャン=ポール・ネリエールは、すでに英語がグローバル言語として機能している現状があるものの、世界が以前とは比較にならないほど一体化している21世紀の現在においては、英語そのものではなく「グロービッシュ」とも言うべき言語が国際コミュニケーションのツールとして使用されるべきだと提唱しています。

同書の中では、現在、世界ではわずか12%の人が英語を母国語とする人たちであって、残りの88%の人は別の母国語を持つとしています。
また、国際的なコミュニケーションのうちでnative speaker同士のコミュニケーションはわずか4%。残る96%はnativeとnon-native、あるいはnon-native同士の会話だとしています。
このような現状の中で、nativeの人が英語が自由に使えるというだけで(いわば)わがもの顔で振る舞うことはすでに出来なくなっていて、今後はより少ない単語で、誰もが理解できる英語でコミュニケーションを行う”Globish”が重要になっていく、というのが主な主張です。
英語で苦労している私たちからすれば拍手喝采の内容だと思います。

本の中では典型的な例としてアメリカのオバマ大統領の演説を取り上げています。
確かに、オバマ大統領の演説はアメリカ人でなくても理解できるように原稿が書かれているのを感じます。

私自身は以前からそのコンセプトは理解しており、自身の基本的な考え方は同様のものでしたが、これまでにきちんとGlobish the World Overを読んでいなかったので遅ればせながらではありますがAmazonで取り寄せてこの週末に読みました。

日本語では世界のグロービッシュ ─1500語で通じる驚異の英語術が出ているようです。
(この本が原書の対訳なのかは確信がないのでご購入の際にはご自身でご確認頂きたいと思います)

とはいえ、このブログを読んで下さっている方にはぜひ英語の原書にチャレンジして頂きたいです。
原書と言っても180ページほどのペーパーバックで、当然のことながら文章はGlobishで書かれていますので、かなり取り組み易く、仮に分かりにくい部分があっても全体としては内容をつかんで頂けると思います。
何より、私たち日本人にとっては大変に励まされる本です。

ぜひご一読頂いてその後にお話できれば楽しいだろうなと思います。

私はこの本を読んで、これからは自分も状況に応じて”Globish”を使おうと思いました。
新しく覚えた言葉を使ってみることも重要ですが、聞いている人がきちんと分からないのでは意味がないので、誰もが理解できる”Globish”が適する場面も多くあります。

また、”Globish”で選ばれている1500の単語をしっかりと使いこなすほうが世界の誰にでも伝わりやすいのであれば、自分の言葉の使用を見直して、しっかりとその1500語をマスターしようとも思います。

Globish the World Over
Jean-Paul Nerri…

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世界のグロービッシュ ─1500語で通…
ジャン=ポール…

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