高望みをしすぎるとロクなことはないから、夢はほどほどにした方がいい?

高望みをしすぎるとロクなことはないから、夢はほどほどにした方がいい?

昨日、コーチの勉強をしている方たちと話をしていて、「高すぎるゴールを持つと、現状とのギャップで不満を感じて苦しみませんか?」と聞かれました。

うーん、確かにそういう時期があったのを思い出します。
でも、今はそうではありません。

いつ頃から変わったのかな、つまり高いゴールを掲げても現状に不満を感じなくなったのかな、と思うと、大企業勤務をやめてコーチングを本気でやりだし、ベンチャーの経営を始めて、その時から現状に対する不満がなくなったのだと理解しました。

つまり、日々の生活の中のHave toがなくなったため、遠すぎるゴールとのギャップに意識で苦しむことはなくなったのです。
大企業に勤務していた頃は日々の生活の中に多数のHave toが入り込んでいたため、そもそも現状に不満だったので、そのうえ高いゴールを掲げた時に現状とのギャップで不満を感じたのだと言えるでしょう。

実は、このことは私にとっても大きな発見でした。
自分が最近特にハッピーなのは日々がWant toの集合体で、不満がないためで、だからいくら高いゴールを掲げて認知不協和を作り出しても、少しもイライラが生じなくなっていたのです。

そして、このことは先の「高すぎるゴールを持つと、現状とのギャップで不満を感じて苦しみませんか?」という質問をしていただいたおかげで分かったことです。
つまり、コーチングについて教える場で、自分がコーチングを受けて新しい気づきを得ることができた、ということです。
もちろん皆さんの前で、質問をしてくださった方にお礼の気持ちを伝えました。

このように、いつも学び、前進することができるところがコーチングの素晴らしいところです。