コーチングでなければできないことについて、ちゃんと説明します

コーチングでなければできないことについて、ちゃんと説明します

マンツーマンでコーチングを受けると「何が変わるのか」「どういいのか」について聞かれて、うまく説明できないことが悔しい、とクライアントさんからお話を頂きました。
その方は現在進行形でご自身の変化を実感しているだけにうまく説明できなくて困っているようでした。
その場でいくつかのポイントを説明しましたが、たしかに必ず質問されることなのでここで書いておこうと思います。

ただ、このことをまともに書いていくと宣伝みたいになるので、それはやめておきます。

特に、「どういいのか」についてはたくさん効能がありすぎて書くのも読むのも大変なので割愛し、ここでは「マンツーマンのコーチングでなければできないこと」だけについて書いてみます。
他の方法では実現できない点があるので、そこだけをお伝えします。

その前に私がコーチングに本格的に出会う前に何をしていたかについて簡単にご説明します。
実は私は20代から力をつけようとして様々な勉強をしてきました。就職せずに会社を経営していたこともあり、教えてくれる人はいないので、自分で学ぶしかありません。
たくさん本を読みましたし、セミナーにも行きました。
自己啓発や能力開発のプログラムにも多数取り組み、有名なナポレオン・ヒルのプログラムも長いローンを組んで340万円ぐらいかけて購入して聞き込みました。「7つの習慣」もかなり勉強しましたし、渋いところではジグ・ジグラーというアメリカの伝説的な営業マンのプログラムもこれも100万円ぐらいかけて学びました(営業力が高いのはたぶんこのおかげです)。
日本では、古くからの松下幸之助さんの教えはもちろん、当時大活躍だった神田昌典さんの書籍やプログラムもずいぶん学びました。
これらの取り組みのおかげで、大学卒業後に就職せず30歳になって初めて企業に就職した8年遅れのスタートでも会社勤めの11年間でそれなりに結果を出し、多少の成功をすることができのだと思っています。

ところが、今の自分になるために決定的にギアが変わってスピードが上がったのは間違いなくコーチングに出会ってからです。
それも実際に自分がマンツーマンでコーチングを受けてからです。
それまで、成功するために時間もお金もかけて相当勉強してきていて、しかもそれなりに形になりつつあった私が大きく飛躍するためのきっかけとなったのがマンツーマンのコーチングだったのです。
その変化はマンツーマンのコーチングだからこそ実現できたのであり、他の方法では実現できなかったと確信しています。
質量ともに非常にたくさん勉強をしてきたと自信を持って言える私が「コーチングをマンツーマンで受けると決定的に違う」と思っている、その理由をお伝えしたいと思います。

以下長くなりますが、ぜひ読んでみてください。

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なぜマンツーマンのコーチングが必要なのか。

まず前提として、コーチングを受ける人は『変わりたい』と思っていることが必要です。『向上したい』『成長したい』でも構いません。「今のままでいい」人にとってはコーチングの価値はあまり高く感じられないかもしれません。
『変わりたい』『向上したい』『成長したい』と思っている限り、その方の年齢や職業は関係なく、どなたでもマンツーマンのコーチングから大きなベネフィットを受け取ることができます。

ところで、現在の自分が現在の自分である理由は、その人が持っている「思考の癖」がゆえです。
「思考の癖」を元に毎日を積み上げているために、今の自分が出来上がっているのだと私は考えています。
コーチングの用語では、この「思考の癖」はブリーフシステムやハビット、アティテュードなどの用語で呼ばれています。

「思考の癖」が「現在の自分」を作っている
と言えるのです。

さて、ここからが大事なのですが、皆さんはご自分の「癖」を知っていますか
話し方や、相槌の打ち方、立ち方、歩き方、座っている時の姿勢、食べ方、飲み方、などの癖です。

こう聞かれると気がつくのですが、自分の「癖」はなかなか気が付かないんですよね。
一方、周囲の人の「癖」はどうでしょうか。
家族や仕事の仲間など頻繁に会う人達の「癖」だったら分かるよ、そういう方も多いかもしれません。

そう、自分の「癖」はなかなか気が付かず、他人の「癖」は分かりやすいのです。

「思考の癖」を変えることで私たちは変わることができますが、その方法は一応2つあります。

  1. 自分で自分の癖に気がついて、修正する。
  2. 人に癖を教えてもらって、修正する。

ところが、仮に2.のように教えてもらっても、それを受け入れなければ、つまり教えてもらっても自分で気づかなければ結局は修正できないので、どちらにしても1.の「自分で自分の癖に気がついて。修正する」しかないことになります。

そこで登場するのが、「自己啓発本」や「自己啓発セミナー」です。
前に書いたように、私も非常に多くのことをこれらから学びました。
これらが提供する情報には、ピンからキリまであり、いいものも微妙なものもあります。
本当に優れたものが素晴らしいのは間違いありません。
ただ、その内容以前に実は一つ決定的な弱点があることは意外と知られていません。

それは、いずれにしても新しく学んだ情報を自分がすでに持っている思考の癖の上に積み重ねていく、という点です。
つまり、仮に自分を変えるために素晴らしい内容を学んでも、元々持っている思考の癖が変わらないままだと、大きな変化は望めないということです。

もちろん、元々「良い思考の癖」を身につけている人であれば、吸収する情報は自らの血肉となって大きな成長の基礎となってくれると思います。
ただ、多くの方は今持っている「思考の癖」に課題があり、そこを修正することが必要で、しかも本人がそれを薄々自覚しています。

そんな時に必要なのが、外からの目なのです。
「癖」は自分で気が付きにくい。
ましてや「思考の癖」です。
貧乏揺すりなどの体の癖と違って外から見えません。
その分だけ、一層自分で気がつくのは極めて難しいです。

コーチの役目は、自分では気が付きにくい「思考の癖」を気が付かせてあげて、その修正を手助けすることです。
実はこれを出来る人はごく限られていて、きちんと訓練を受けたプロのコーチは、クライアントの「思考の癖」を気が付かせてあげて、その修正を手助けすることができます。

コーチだけかというと、そうではなくて実はメンターも似たような役目を果たせる可能性があります。
一つ違うのはメンターと契約を結ぶことは少なく、契約関係がないためにメンター側にクライアントの成功を支援する拘束力がありません。
また、アドバイザー的な役目を持つことも多いため、メンティーを導いてしまう可能性があります。
コーチは自分のことは度外視でクライアントのために全力で支援をする、ということが求められる職業で、かつクライアントを依存させないことが大事ですので具体的にクライアントを導くことはしません。
もちろんコーチとメンターを兼ねても構いませんが、立場は明確に異なるので、今どちらの立場として関わっているのかを、双方が理解していることが大事です。

これと同じで、コンサルティングやアドバイザリーの中で、「思考の癖」に気が付かせてあげて修正の手助けをするという役目を担っていればそこはコーチングを行っていると言えます。
そういう場合には、コンサルタントやアドバイザーがコーチを兼ねているというだけのことですので、この文章で説明している内容とは矛盾しません。

話を戻しますが、世の中にいい情報はありますが、最初からとてもいい「思考の癖」を身につけている人でない限り、ただ知識を学び吸収しても、自分が期待するような大きな変化は起こせません。
できるだけ自分を客観視することで自分の「思考の癖」を見つけることも可能ですが、とても時間がかかりますたいていは何年もかけて少し気がつく程度です。

そのスピードを圧倒的に加速させるのがマンツーマンでのコーチングです。
これ以外に、自分自身の大きな病気、大切な人の死、犯罪に巻き込まれる、大きな天変地異、会社の倒産、などの衝撃の大きな経験をすることで大きく自己変革が促進されることもありますが、もちろん狙って起こせることではないですし、これらはたいていダメージも大きなものです。

まとめますと、
・「思考の癖」が人生を決める。
・多くの人は最適とは言えない「思考の癖」を持って生きている。
・しかも「思考の癖」は自分では気づきにくい(事実上ほとんど気づけない)。
・外から、自分で自分の「思考の癖」に気がつくのを手伝ってくれる人の協力が必要。
・それをできるのは、きちんと訓練を受けたコーチ。

ということになると思います。

※きちんとした訓練を受けた、の意味はマインド(「脳と心」)の仕組みを理解してクライアントの変革を促せるという水準。
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以上が、本格的にマンツーマンでのコーチングが必要で、それが決定的に役に立つ理由です。
長かったですが、ご理解いただけたでしょうか?
ご質問などあれば遠慮なくご連絡下さい!