好きでやっている

好きでやっている

当然のことながら、日本に住んでいると全く英語を使わないで過ごすことができます。
英語脳の確立のためには厳しい環境です。

私も外資系の企業に勤務していますが、社員の大半は日本人なので仕事をしていても英語に触れないで一日が終わってしまうこともあります。
油断すると本当に英語なしで済んでしまうのです。

そのため、出来る限り英語を使うようにメモは英語で書き、メールもなるべく英語で書き、自宅でも通勤中でも英語の文章を読んだり、ニュースを聞いたりするように工夫をしています。(努力ではありません)
当然、それなりの時間を使いますので、その他のことをする時間が少なくなることは避けられません。

一生懸命やっていてえらいね、というようなことを言われることもあります。
でも、自分では一生懸命やっているという感覚はありません。
なぜかというと、好きで勝手にやっているからです。

そして、どうして好きで勝手に出来るかというと、それは自分のゴールが明確に設定されているからです。

臨場感を強く持って感じている自分の姿が、英語を自在に使いこなして、世界中の人々と自由にコミュニケーションをしている自分なので、どうしてもそこに足りない部分があると無意識が感じれば、もっと学ぼう、もっと吸収しようとしてしまうのです。

以前にも書いたかもしれませんが、”Want to”で英語に触れているのでいくらでも学ぼうという気持ちになるのです。
これに対して、会社の指示でTOEICで800点取らないといけないから頑張る、だと”Have to”で学ぶことになり、モチベーションも持続しないし、学習効率も上がりません。

好きでやっていることはたいてい上手になります。
それに、仮に上手にならなくても楽しいので問題はありません。(勝手に上達してしまうので心配はいりませんが)

結局、上達の秘訣はすでに英語を自由に使いこなしている自分を思い描けていることなのです。
逆に、もし本当に将来の自分が英語を使えている必要がないのなら、他のことに時間を使うべきだとも言えます。

未来から現在の自分を眺めてみれば、必要な方には英語は”Want to”で取り組むものになると思います。