ビジネスは自分ひとりではできない。コーチングの必要性とは?

ビジネスは自分ひとりではできない。コーチングの必要性とは?

先日、「マンツーマンのコーチングでないとできないこと」について書きました。

人生の質を向上させたり、今よりももっと成長するために優れた知識を学んでも、いま自分が持っている「思考の癖」の上に積み上げるだけでは、せっかくの学びも効果半減になる、という内容です。
そして、学びを効果的にするためには「思考の癖」を修正してからのほうがいい場合が多いものの、自分の「思考の癖」に自分で気がつくのはとても難しいので、コーチングによって外部からサポートを得るのが効率的だということです。

先日書いた内容は間違いなくその通りなのですが、そうは言っても自分の力で「思考の癖」に気がつくこともできるのではないか、と思う方もいると思います。
そこで、今日は私自身の経験をお伝えしながらこの点について少し書いてみたいと思います。

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コーチングを受ける前にも、私は自分の限界を超えたいと思っていろいろとチャレンジしていました。
コーチングの効果を知らなかったので、何とか自分の力で状況を打破したいと思っていました。

私は多くの本に書いてあることを参考にして自分の過去について徹底的に棚卸しをしました。
棚卸しをすると、たしかに自分の「思考の癖」がある程度分かるようになりました。
実際に何度か、自分の頭の上にあるガラスの天井を破って、新しい自分を見つけることに成功しました。
その瞬間はかなり気持ちいいものでした。
「そうだったのかー!今まで気がつかなかった!」
「これが分かれば、間違いなく新しい自分になれる!」
そう感じました。
実際、何度かそういった経験をしました。
自分の足りない点を見つけて、改善することは気持ちがいいものです。
そのたびに大きな自信を得ることができました。
そんなことを繰り返して少しずつ少しずつ進んでいきました。

これにかかった時間は5、6年だと思います。
確かに自分の力である程度のことはできたのです。
ですが、かなり時間がかかりました。

やり方はシンプルですので、誰にでもできると思います。
・本を読んで、周りの人に相談して、自分で自分について考えて、本当にやりたいことを考えて、どうすればそれを実現できるかを考え続ける。
・できそうなことがあれば試してみて、少しずつでいいので自分がやりたいことを続けていく。
そういったことです。

でも、実はこれだけでは本当の意味で自分の壁を超えることはできていませんでした。
どこまで行っても自分が持っていた「思考の癖」の範囲内でのブレークスルーだったのです。

マンツーマンのコーチングを受けて初めてこのことに気がつきました。
自分で相当やっているつもりだったので、それは衝撃でした。
そして、そこで確信したのです。

やはり自分ですべての自分の「思考の癖」を見つけて修正することはできないのだと。

もちろん、私たちは日々を確実に生きています。
今の毎日がダメだというわけではありません。
でも、私は「自分ならもっといけるはずだ」と思っていましたし、同じように思っている方もいると思います。
あくまでも私自身の経験を元にした意見ですが、そういう方には特にお伝えしたいと思います。

もし自分の限界を超えて先に進みたいのであれば、自分一人でやるのではなく、プロのサポートを得たほうが間違いなく早いです。とてつもなく加速します。
一流のスポーツ選手がコーチをつけているのはそのためだと思います。
彼らは現役期間に結果を出さないといけなく無制限に時間があるわけではないので、コーチをつけて時間を買っていると言えるでしょう。
どの分野でも同じことだと思います。

少しでも早く自分の限界を超えていく方法を習得したい方にとっては、自分一人だけでやることは賢くない選択肢だと思います。
比べものにならないほどスピードが違いますので、専門家の力を借りたほうが賢いです。

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以上、あくまでも私の経験からですが、参考になれば幸いです。